目の病気Q&A

Q&A

目の病気Q&A

各質問をクリック後、回答が表示されます。

花粉症

花粉症とは、花粉によるアレルギー反応のことで、症状は主に目と鼻に現れます。免疫という防御機能が花粉(アレルゲン)に対して過剰に働き、花粉症の症状が出ます。 花粉が飛ぶ時期は、2月から4月にかけてのスギ花粉が最も多く、全体の80%を占めています。

一般的な症状目のかゆみ・充血・涙目・異物感などがあり、目の周りやまぶたがはれることもあります。目以外の症状として、くしゃみ・鼻汁・頭痛・咳などがあります。こんな症状も? 上記の症状の他に、食欲不振・不眠・イライラ感・倦怠感・集中力低下などの精神神経症が出てくることもあります。

目の症状・鼻炎症状には、目薬・飲み薬・点鼻薬等で治療をします。花粉症の症状をおさえるためには自覚症状が出る前に、早期治療が大切です。花粉が飛び始める2週間くらい前から治療を開始することにより、花粉症の症状を予防したり、期間中の症状を軽減することができます。薬を使用してすぐに治る訳ではないので、医師の指示に従って根気よく治療を受けることが大切です。

眼鏡やマスクの着用が効果的。 目を洗うと傷をつけてしまう恐れがあるため、人口涙液等の点眼が有効。
花粉が大量に飛ぶ日は洗濯物を部屋に干す。
外から帰宅した際は衣服についた花粉を十分落としてからお家に入る。

結膜炎

結膜に炎症が起きて出血し、目やにが出るものを総称していいます。

原因は、細菌やウイルスによるもの、異物、酸、アルカリ、アレルギーによるものなどです。結膜炎には大きく分けて、急性のものと慢性のものとがあります。伝染力の強いウイルスが原因の流行性結膜炎は、症状が非常に強く、炎症が角膜にも炎症が及んで視力障害を引き起こすこともあります。

症状や原因物質によりさまざまな治療・予防法があります。すぐに受診して適切な治療とアドバイスを受けてください。また、予防がもっとも重要な病気です。かかった人は目にさわらないようにし、他の人とタオルや洗面器などを別にしましょう。

白内障

白内障は、人の目の中でレンズの役割をしている水晶体という部分が濁ってくる病気です。

 

原因として最も多いのは加齢によるもので、一般に老人性白内障と呼ばれています。早い人では 40 歳代から始まり、 80 歳代になると大部分の人で白内障がみられます。

進行した白内障には、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを埋め込む手術が一般的に行われます。白内障手術は年々進歩しており、安全で早期の視力回復が可能な手術です。目のかすみや視力が落ちたと感じたら、受診してください。

緑内障

緑内障は、視神経乳頭の異常と特徴的な視野の変化の両方あるいはどちらかがあり、眼圧を下げることで改善あるいは進行を防止できる可能性のある病気と定義されています。しかし、眼圧は正常の範囲にあるのに、同様の視神経障害がおこるタイプの緑内障(正常眼圧緑内障)もあります。日本における失明原因の上位を占める病気です。

眼球内を循環する房水が、その出口であるシュレム管から何らかの原因で流れ出しにくくなると、房水がたまって眼圧が上昇します。視神経は眼圧上昇により損傷を受け、損なわれた視神経の部分から視野が狭くなっていきます。

薬物、レーザー治療、手術などから、緑内障のタイプやそれぞれの人に適した治療方針を選び治療します。以前のように、緑内障で必ず失明するということはありません。早期発見・早期治療で万全の対処をすることです。

角膜炎

黒目の部分にあたるドーム上の硬い組織が角膜です。角膜の炎症を総称して角膜炎と呼んでいます。

細菌、ウイルス、真菌、アカントアメーバなどが感染して炎症を起こしたり、砂など異物の侵入やコンタクトレンズによる傷が原因となって傷から炎症を起こすこともあります。

角膜炎は進行が早く、治癒後に視力低下が残ることもあり、放置しておくと、潰瘍、さらには角膜穿孔に進む場合もあります。最悪の場合は失明に至ることすらあります。角膜炎は、眼病の中でも緊急性の高い病気でなので、迅速な受診が望ましいです。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症の疑いかもしれません。

糖尿病の合併症の一つで、糖尿病が原因となって、目の中の網膜にある血管が動脈硬化を起こし出血する病気です。糖尿病に 10 年以上罹患で半数の人に、 20 年以上では8割の人に合併するとされています。当初、自覚症状はほとんどありませんが、出血をするようになると、視力低下として自覚されるようになります。網膜剥離をひきおこすこともあり、失明にもつながるおそれもあります。

糖尿病になると全身の血管で動脈硬化が起きます。目の網膜にも血管がありますから、この血管がつまり、神経細胞は酸欠状態になります。それを補うために新生血管ができますが、この血管がもろく、出血しやすいのです。

治療の基本は、内科的な血糖のコントロールです。しかし、網膜症がある程度進行すると、血糖のコントロールと関係なく網膜症が進行するので、眼科的な治療が必要です。初期では、止血薬や血管強化薬剤などにより網膜症の進行を抑制することが可能です。進行してしまった場合は、レーザー光凝固、網膜冷凍凝固、硝子体手術が行なわれます。糖尿病と診断されたら、目に自覚症状がなくても定期的に眼底検査を受けるようにしましょう。治療の時期を失しないようにすることが大切です。